2009/12/21
RADIOHEADは、この夏からスタートさせた新作のスタジオ・レコーディング作業を、年明け1月から再開させる計画のようだ。ギタリストのED O'BRIENは、先週末バンドの公式ウェブサイトRadiohead.comに「現時点、バンドの中には最高のバイブが宿っているし、俺自身ニュー・アルバムの進捗状況にはすごくエキサイトしている。でも今の段階では、これ以上の詳しいことはまだ公表することはできない」との書き込みをしている。
2007年の前作『IN RAINBOW』は、当初バンドの公式ウェブサイト経由のみでダウンロード販売され、値段はユーザーそれぞれが勝手に値段を決めて支払うという異例のケースを実施した。そしてこのデジタル・リリースから数ヵ月後、CDとして一般に販売されている。
またO’BRIENはバンドのサイトに、次のような書き込みをしている。「10年前、俺たちはアルバム『KID A』をリリースした。あのアルバムのことはすごく誇りに思っているが、決して楽しいと思える作品ではなかった。そして今、俺たちはあの頃とはまったく違うバンドに成長したし、音楽そのものも変わったと改めて確信している。そういう変化こそが俺たちの目指しているもので、これからも前進し続けるつもりだ」
一方、バンドのフロントマンTHOM YORKEは、先週デンマークのコペンハーゲンで開催された国連の気候変動枠組みに関するサミット、通称“COP 15”にサプライズで姿を現すと同時に、バンドの公式サイトに「国際的な同意なんて何も得られないし、何もかもが遅すぎたと思う」という痛烈な批判コメントを載せている。
そのYORKEは、去る10月にRED HOT CHILI PEPPERSのベーシストFLEAとドラマーのJOEY WARONKERをフィーチャーしたバンドと共に、複数回のソロ・ライヴを敢行した。このソロ・ライヴは2010年にも行う予定だが、具体的なスケジュールは今後アナウンスされるという。
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